TOKYO FANTASTIC MARKET お正月マーケット編 12/1-12/30, 2025

新しい年の足音が、少しずつ近づいてきました。
本日12月1日（月）より、TOKYO FANTASTIC 201では「TOKYO FANTASTIC MARKET -お正月マーケット編-」を開催いたします。

店内には、縁起の良いモチーフや、晴れやかな空気をまとった作品たちが勢揃い。
7名の作家さまによる「新年を迎えるお支度」が、賑やかにスタートしました。

竹のお箸に漆のお椀、干支を描いた豆皿、そして透明なガラスの輝き。
それぞれの作品が放つ「いいことの、はじまり」の予感を、ぜひ肌で感じてください。

新春を祝う、彩り豊かな手仕事たち
参加作家のご紹介

漆塗りの椀やガラスと杢が組み合わさったグラス、竹のお箸、干支皿、
象の絵付け皿や、アートで絵画な感覚のうつわ、ガラスのお飾りなどなど、
8名の作家さまがご参加くださいます。

ハレの日の食卓を華やかに彩るものから、日常に「ほっこり」を添えるものまで。
晴れやかで、心も弾む作品たちが、みなさまとの出会いを待っています。

物語を紡ぐ、愛らしい動物たち樋口真紀

お正月の食卓を賑やかにしてくれるのは、樋口真紀さんの動物モチーフのうつわたち。

鉄絵と染付で描かれた動物たちが、うつわの上で自由に遊び回っています。
長寿を願うカメやツル、元気に跳ねるウサギ、そしてユーモラスな象やパンダたち。
手描きならではの個性が語る一点ものの作品たちは、目が合うと思わず微笑んでしまうような、温かなユーモアにあふれています。

ほっこり可愛い、漆の温もり工房まりも屋

工房まりも屋さんの漆器には、キリンのエミーやライオンのランディといった仲間たちが豆皿に登場。
木地の削り出しから漆塗りまで全てお一人で手がけられたお椀は、手に取るとしっくりと馴染む優しい丸みを帯びています。

熱々のお雑煮をよそっても、じんわりとした温かさだけを伝えてくれる、心強い冬の相棒です。

南部鉄器「及富」、凛々しい馬の鉄瓶

南部鉄器「及富（おいとみ）」さんの鉄瓶。
重厚な鉄の肌に描かれているのは、二頭の馬です。

（右側は、工房まりも屋さんの漆器のうつわ）

その凛々しい姿は、まるで来たる「午年（うまどし）」を、今か今かと待ち構えているよう。鉄瓶で沸かしたお湯は驚くほどまろやかで、冬の冷えた身体に染み渡ります。湯気を立てる鉄瓶のある風景は、それだけで冬の時間を豊かなものにしてくれます。

南と北の感性が溶け合う saasa工房

冬の食卓をぽかぽかと温めてくれるような、saasa工房さんのうつわたち。

岩手で作陶されるその作品は、沖縄の「やちむん」のおおらかさと、
北国の澄んだ空気が溶け合っています。
マットな肌触りとパステルカラーの色彩、そして愛らしいドット柄。
食器棚で目が合うたびに心がときめく、そんな「見て・使って・触って楽しい」うつわです。

静かな朝の光をまとう青竹色 SUIYO

SUIYOさんの代表作「Kari（カリ）」の青竹色は、まるで静かな朝の光をまとっているよう。
そこに仏手柑の黄金色が寄り添うと、「吉祥」が器にそっと宿ったような景色が生まれます。

ひらりと片側が立ち上がる独特のフォルムは、お料理を優しく包み込み、美しく引き立ててくれます。

竹の素材を生かす、ヤマチクのお箸

ハレの日はもちろん、毎日の食卓に欠かせないのが、「ヤマチク」さんの竹のお箸です。
素材のしなやかさと強さを最大限に活かした製品づくり。

家族みんなで祝い膳を取り分ける時。そんなシーンにぴったりな菜箸やお箸が揃いました。繊細な箸先は使い心地が良く、新年のお料理をより美味しく引き立ててくれます。

ハレの日を彩る、アートな銀彩安田奈緒子

お正月という特別な時間を、安田奈緒子さんのアートな感性で彩ってみませんか。

安田さんのうつわは、まるでキャンバスに描かれた抽象画のよう。
時を経た骨董の器に新たな命を吹き込む「銀彩」は、深みのある藍色や朱色と、
凛と輝く銀のコントラストが絶妙です。
おせち料理を盛り付ければ、食卓が一枚の絵画のように華やぎます。