
2016年から続くこの企画展も、今年で記念すべき10回目を迎えました。
当初は東京で制作されていた作家さまも、今では長崎、イタリアとそれぞれの地で活躍されています。

ガラスの透明感、磁器の静けさ、陶器の愛らしさ、ステンドグラスの色彩。 4人の作家さまによる、素材も技法も異なる個性豊かな作品たちが、東京・青山の地で再び響き合います。
光と色が織りなす、4つの物語 参加作家のご紹介
今回ご参加いただくのは、長年にわたりTOKYO FANTASTIC 201と共に歩んでくださっている4名の作家さまです。

奥絢子(磁器)、大隈音呼(陶磁器)、羽鳥景子(耐熱ガラス)、Glass&Art MOMO(ガラス)。
洗練された美しさの中に、どこか懐かしさや遊び心が宿る作品たち。 それぞれの「メイドイントーキョー」の物語を、ぜひ店頭で感じてください。
奥絢子(磁器)
静謐な白と、深みのあるブロンズ
奥絢子さんの作品は、しっとりとしたマットな質感が魅力の磁器です。

ふっくらとした双葉のような形や、花びらを思わせる輪花(りんか)・稜花(りょうか)のフォルム。 大小さまざまなうつわを重ねると、まるで食卓に一輪の大きな花が咲いたような華やかさが生まれます。「お花が長持ちする」と評判のフラワーベースは、口元が花びらのように広がり、可憐でありながらも、ずっしりとした安定感で生花をしっかりと支えてくれます。

これからの季節には、金属のような鈍い輝きを放つ「ブロンズ釉」の作品もおすすめ。光の陰影を美しく映し出し、秋冬のこっくりとした色合いのお花や、温かいお料理をぐっと引き立ててくれます。
大隈音呼(陶磁器)
遊び心とユーモアを食卓に
思わず「くすっ」と笑顔になってしまう、愛らしいモチーフも今回の見どころです。
大隈音呼さんの陶磁器には、パンダやシロクマ、千鳥といった動物たちが、のびのびと描かれています。 龍をかついで舞うパンダの蕎麦猪口や、テーブルの上をスイスイ飛ぶようなフライングパンダの箸置き。どの子も表情豊かで、作家ご本人の優しいお人柄がそのまま形になったような「ゆるさ」に癒されます。


羽鳥景子(耐熱ガラス)
テーブルの上の小さなお友達

羽鳥景子さんの耐熱ガラス作品には、ガラスの中に小さな物語が隠されています。 ポットの中にはガラスのオーナメントが揺れ、マグカップのハンドルではおさげの女の子がぐーんと背伸び。 ひょうたんやお豆など、ユニークな形のアクセサリーは、冬の重くなりがちな装いに軽やかな光を添えてくれます。 いくつになっても心の中にいる「小さな女の子」を呼び覚ましてくれるような、ときめきに満ちた作品たちです。


Glass&Art MOMO(ガラス)
イタリアの風を運ぶ、光の芸術
イタリアと東京を行き来しながら制作されるGlass & Art MOMOさんからは、土地の空気感をまとったステンドグラス作品が届きました。
フランス産のフローラガラスを使ったフラワーベースは、どこか懐かしいノスタルジックな表情。 窓辺に置けば、光を通して柔らかな影を落とし、お花を生けなくてもオブジェとして楽しめます。

今回の新作「フラワーキャンディポット」は、涼やかな寒色系。 イタリアの水辺に浮かぶ花をイメージして作られており、あえて中身を満杯にせず「余白」を楽しむことで、透過する光の美しさを堪能できます。 ペンダントライトやアクセサリーなど、イタリアの華やかさと優しさが詰まった作品たちが、空間を温かく彩ります。

懐かしい仲間が集まったような、温かくて心地よい空間。
それぞれの場所で進化を続ける4人の作家さまの「今」
この機会にぜひ店頭でご覧いただき、ふとしたときめきを運んでくれるうつわとの出会いをお楽しみください✨😊✨
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
TOKYO FANTASTIC 201(にーまるいち)
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